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往復10時間かけて、茶園農家見学に行ってきました。

こんにちは、ウィラー美里です。先日、片道5時間、往復10時間かけて茶園農家を見学してきました。抹茶の本質に触れ、これからのビジネスにとって非常に大切な学びを得たこの旅について、ぜひ皆さんに共有したいと思います。

茶園農家訪問の背景

私たちのスタートアップは「最高品質の抹茶を届ける」というミッションを掲げています。しかし、抹茶の品質は、ただ茶葉を粉にすれば良いというものではなく、その根本はお茶を育てる農家の方々がどれだけ丹精込めて茶葉を育てているかにかかっています。私は、抹茶の原点を知るために、直接農家さんのもとへ足を運び、彼らのこだわりや技術をこの目で確かめたいと考えました。

5時間の道のりを超えて

農園までは片道5時間。長い道のりでしたが、到着して最初に感じたのは、その土地ならではの清々しい空気でした。茶畑が広がる景色は壮観で、自然の力と人の手が一体となって作り上げた美しい光景が広がっていました。

茶葉への愛情と情熱

農家の方々に案内されながら、畑を一緒に歩き、お話を伺いました。お茶の木の栽培から収穫、そして加工に至るまで、細部にわたる配慮が必要であることを改めて実感しました。茶葉を収穫するタイミングや、日差しをどのように調整するか、さらには肥料の配合や水の与え方まで、何世代にもわたる経験と知識が詰まっています。

特に印象的だったのは、抹茶に使う茶葉(碾茶)は、非常にデリケートで、収穫の直前に被覆をかけ、光を遮断する工程が行われることです。これにより、茶葉の甘みと旨味が増し、抹茶特有のまろやかな風味が生まれます。農家の方々はこの工程を「お茶に休みを与える」と表現し、茶葉への深い愛情を感じました。

ビジネスに対する新たな視点

今回の訪問で私が得た最も大きな学びは、抹茶の品質は茶園農家の方々の情熱と技術に支えられているということです。彼らの手仕事の一つ一つが、私たちの提供する商品にどれほど大きな影響を与えるかを身をもって理解しました。

私たちの使命は、このような高い技術と愛情を込めて作られた抹茶を、もっと多くの人に届けることです。これからも、農家の方々と連携し、彼らの努力と私たちのビジネスが一体となって、素晴らしい抹茶体験を皆さんにお届けしたいと思います。

最後に

10時間の旅は長かったですが、それ以上に価値ある時間でした。抹茶ビジネスは単なる商品販売ではなく、自然と人との深い関わりがあってこそ成り立っているということを改めて感じました。これからも、私たちは茶葉の本質を大切にしながら、最高の抹茶を提供し続けていきます。

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